余命宣告を受けた映画監督のジェヒョンは、残された時間で最後にまともな映画を作りたいと願う。映画とは何なのか、自分を蝕みながらまでなぜやるのかと責める妻スジンに隠れて、ジェヒョンは友人ジヨンの助けを借りて俳優たちに会い、映画を進めていく。ジェヒョンの無謀な挑戦、断固たる決意をスジンが知るまで、そう時間はかからないだろう。映画に向けたジェヒョンのこの熱い熱望は、後悔と悔恨、執念と諦め、苦痛と歓喜、死と愛が入り混じった複雑な内面の透明な顔に他ならない。