慢性的な無気力に沈んでいた「私」は、母の南大川への散歩について行った際、小学生時代の宿題を思い出す。それは南大川でプラナリアを捕まえてくるというものだった。当時は見つけられず、川辺でトランポリン(バンバン)をして遊んでいた。結局解けなかった疑問、それは「南大川にはプラナリアが住んでいるのか?」ということ。『バンバンとプラナリア』は、その答えを確かめようとしてプラナリアに過集中してしまう、中年ADHDの物語である。