2006年、ドラマ「アイランド」の挿入歌「西の空に」で広く知られるようになったエスニック・フュージョンバンド「ドゥ・ボンジダル」は、1stアルバム制作にゲストボーカルとして参加したリンダ・カリンの故郷アイルランドを初めて訪れた。当時はただ軽い気持ちで旅立ったが、メンバーのヒョンボとヘリはアイルランドの生きた伝統と音楽に魅了されてしまった。それからちょうど1年後の2007年8月、彼らは5人組アイリッシュ・トラッド・プロジェクトバンド「Bard」を結成し、アイルランドのポートラッシュで開催されるワールド・プラをはじめとする数々の音楽フェスティバルに参加するため、それぞれの楽器だけを持って遥かな地へと向かう。アイルランドでは音楽は空気のように日常と密接であり、アイルランドの人々は彼らの人生と痛ましい歴史を音楽に溶かし込んでいる。