聴覚障害を持つ子供ジミンは、再開発地域で母親と共に暮らしている。世界の音を知らない子供は、母親の心臓の鼓動や身の回りの日常的な動きから振動を感じ、あらゆるものの動きを好奇心旺盛な目で観察する。失くした凧で遊ぶ兄や妹を見守っていたジミンは、やがて家の外の世界へと出て行き、世界と向き合いながら自分自身の音を感じ始める。