度々編成に失敗する、落ち目の40代ドラマ作家ナナは、小道具倉庫で「99式小銃」一丁を発見した後、編成のために手段を選ばない姿勢で執筆を始める。しかし、際立った主人公が登場しなければならないとか、編成のために現実と妥協するのか、自分がしたい話をするのかについての悩みは、長銃との出会いが長引くにつれてさらに深まっていく。普段のように長銃の話を聞くために説得していたある日、ナナは彼の引き金が一般的な引き金ではなく、他の金属物を取り付けて作られたものであるという事実に気づくのだが…。「私の話を聞いてくれたら、私の願いを叶えてくれるの?」ナナは果たして巨大な商業資本に立ち向かい、自分が望む方向で長銃の話を完成させることができるだろうか?長銃は生涯夢見てきた自身の願いを、ついに叶えることができるだろうか?