保険会社に勤め、10歳の娘を一人で育てる彼女。遅い帰宅で娘の放課後の世話ができなかったあの日、娘は帰ってこなかった。ボロボロになって帰ってきた幼い娘を抱きしめ、嗚咽する彼女。娘を蹂躙した性暴行犯を捕まえるための捜査が進められるが、担当刑事は手続き上の問題を口にし、肉体的な傷よりも過酷な精神的苦痛を娘に与えるばかりだ。現在別居中の有名な歯科医である夫は、自身の名誉が失墜することを恐れ、むしろ事件を隠蔽しようと右往左往するのだが…。