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血と火 (1991)

朝鮮戦争終結後、単身で北朝鮮に渡ったチョン・サヨンは、韓国出身者への粛清が行われる中、平壌大劇場の労働者としてかろうじて生き延びる。そんな中、人民俳優のチェ・ヨンシルとイ・ジョンソンの助けを借りて結婚し、娘をもうける。サヨンの叔父が韓国で国会議員として強大な権力を持つようになると、サヨンは南派工作員として叔父のもとを訪れる。しかし、叔父の助けで自首し、次第に新しい生活に馴染んでいく。2年後、中央情報部の要員キム・ギョンチョルは、サヨンの謎の自殺事件を捜査することになる。捜査の過程でギョンチョルは、サヨンが海外出張中に偶然イ・ジョンソンと出会い、北朝鮮に残した妻チェ・ヨンシルと密かに手紙のやり取りをしていたことを突き止める。サヨンは実際に死んだのではなく、愛する妻と娘の安全のために偽装自殺を図ったのだった。この事実を知ったギョンチョルは、まるで自分自身のことのように執拗な追跡を始める。