今日は予備役訓練を受ける日。30歳になっても親の財布からこっそりお金を借りる世間知らずの無職、ホ・ボング。今日は生まれつき優しくいつも損ばかりしている彼が予備役訓練を受ける日だ。朝持ってきたお金は運悪く底をつき、最後に残った300ウォンでライターを買ってしまった。交通費もなく、目的地でもないソウル駅までタクシーに相乗りしてきたホ・ボング。いざタバコを吸おうとしたらライターがない!トイレに置いてきたことに気づき探すが、跡形もなく消えてしまった後、さっきから何度もすれ違った男の顔が浮かぶ。彼は他ならぬ、見栄っ張りなチンピラボス、ヤン・チョルゴンだった。ライターの話を持ち出したら、そのチョルゴン一味に徹底的に無視されるホ・ボング。いつもあちこちでいじめられていたホ・ボングの最後のプライドが底をつく瞬間、このままでは到底引き下がれない。ただライターを探すという考えだけを抱き、彼はチョルゴン一味を追いかけ、ついに釜山行きの列車にまで乗ることになるのだが…