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風の丘を越えて/西便制 (1993)

1960年代初頭、兄と父を探して旅をしていたドンホは、ポソン・ソリチェの宿屋の主人によるパンソリを聞きながら回想にふける。村の名家のソリプム(声の芸)を売っていたユボンは、ドンホの母クムサンドクに出会い、養女のソンファと共に新しい人生を築く。クムサンドクが子供を産んで亡くなると、ユボンは子供たちを連れてソリプムを売る。ドンホには太鼓を、ソンファには歌を教えていたが、ドンホは生活苦と父のせいで母が死んだという苦しみに耐えかねて去ってしまう。ユボンはソンファが自分のもとを去ることを恐れ、ソンファの歌に恨みを植え付けるために彼女の目を潰す。視力を失っていくソンファを献身的に看護するユボンだったが、彼は罪悪感に苛まれながら死に、ソンファにその罪を謝罪する。数年後、ユボンとソンファを探し求めていたドンホは、名もない宿屋でソンファに出会う。ドンホがソンファにパンソリを請うと、ソンファは父と同じ太鼓のリズムを打つ彼がドンホだと気づくが…