韓国最大の財閥であるキム・オクマンの家に、後妻のイ・スンヒを訪ねる電話がかかってくる。電話の主は彼女の元恋人であるコ・グンテだった。彼はスンヒの過去を夫にバラすと脅迫し、金を要求する。スンヒには裏社会を渡り歩いていた弟のヨンシクがいた。弟が暴力組織のグンテに追われると、スンヒは弟の命を救う代わりにグンテと同棲しなければならなかった。しかし、ヨンシクが結局殺されると、彼女はグンテから逃げ出して自殺を図り、救出された後にオクマンと出会ったのだった。継母の様子がおかしいことに気づいたオクマンの一人息子ソンジンは、彼女の電話を盗聴し始める。事情を知ったソンジンは、自らグンテに金を渡して解決しようとする。親孝行な彼は、実母の死後、孤独に生きてきた父が苦しむことを望まなかったのだ。しかし、グンテは脅迫を続け、さらなる金を要求する。金を用意できなかったソンジンはグンテに激しく暴行され、その過程で誤って彼を殺してしまう。血まみれになったソンジンは、将来を誓い合った恋人のコ・ウニョンを訪ねる。二人がラジオを聴いていると、驚くべきことにソンジンはグンテがウニョンの兄であることを知る。親孝行をしようとした結果、恋人の仇となり、父を苦しめることになったソンジンは、父とウニョンに手紙を残して自首する。すべてを知ったスンヒは感謝と罪悪感に苦しみ、ウニョンは運命のいたずらに泣き崩れながらもソンジンを許し、オクマンは息子の親孝行と不幸に感謝と悲痛さを感じる。ソンジンは人々の涙を背に、刑務所に収監される。