14歳のハノは、いわゆる「多文化家庭」の子どもと呼ばれる少年だ。同級生から暴力を受けることもあるが、それ以上に自分が誰なのか、何になりたいのかという悩みの方が深い。ある日、ハノは思いがけず始まった長い旅の終わりに、再びその問いに直面し、ついに答えを見出すことになる。