今日を生きる青春、いつか私の時代だった青春。2022年、ソウル郊外の古いヴィラ。旅行に一度も行ったことのない旅行広報作家オ・ヨンウォン。防音の弱い一人暮らしの部屋で、なんとか文章を書きながら、いつかは本当の旅行をする本物の作家になることを夢見る。そんな彼の上の階に、アルバイトをしながら就職の準備をするハン・アルムが引っ越してくる。アルムの厳しい現実の中で、ヨンウォンの旅行記だけが唯一の慰めとなる。しかし、顔も名前も知らない二人は、正反対の生活様式が生み出す日常の音に次第に神経質になっていく。ついに専門家のカウンセリングまで受けることになる二人。ヨンウォンは騒音への不満を書いたメモを上の階に貼る。アルムは、女性一人で住んでいて危害でも加えられるかと、秘密めいた過去を持つ男性のふりをする。嘘はすぐにばれてしまい、まともに仲違いしたヨンウォンとアルム、波風の絶えない日々を送るが…。「あなたと私の間、たった15センチの壁一つ。私の部屋はあなたのすぐそばにあります」正解のない階間騒音の中で、どう生き残ることができるだろうか?