デジタル対象と機械の関係を物質性の次元からアプローチする。データは滑らかに仕上げられたデジタル機器を通して多様に現象するが、その基盤をなすハードウェアは、用が済めばゴミとして扱われ捨てられる。本作品は、電子廃棄物の処理およびリサイクル産業を通して、この物質的残余の流れを追う。自然から抽出され、電子機器に一時的に属していた鉱物、金属などは再生産のサイクルに再び吸収されるが、このようなデジタル事物の衰退過程は、資源採掘の歴史と地質学的時間の中に重なる。