画家キム・ドゥクギは、作品のインスピレーションを得るために様々な地域を順に訪れる。その時間の中で、作家は時折スケッチブックに絵を描き、手帳に詩を書き綴る。彼の記憶にそのまま残る懐かしさと追憶には、幼い頃に両親を亡くし、耐え忍んだ歳月の痕跡が残っている。『アーティスト』は、現存する作家キム・ドゥクギの美術世界をロードムービー形式の旅で描き、痛みを抱えた家族史と人生の哲学を芸術に昇華させた、彼ならではの幸せな力を見せる。