物語はアイスランドの小さな町から始まる。話すことのできない女性ショールは、イワシ漁船に乗る夫のハルデと共に暮らしている。ある日、彼らの下の階にノルウェーから来たグリークとリヴ夫妻が引っ越してくる。その頃、ショールがグリークの家を訪ねて挨拶をし、これをきっかけにグリークがショールの家を訪ね、ハルデはグリーク夫妻を夕食に招待する。夕食を共にしていた4人はハルデの詩を聴き、リヴはグリークとは違うと感じ、絶賛する。しばらくタバコを吸いに出たリヴとハルデが席を外すと、グリークはショールに、彼女を作品にしたいと告げる。一方、タバコを吸いに出たリヴとハルデは衝動的にキスをしてしまい、戻ってきた二人を見てグリークはその事実を察する。グリークが家を空けている間に、彼の家でハルデとリヴは一夜を共にする。ハルデはリヴと一緒にいると海を思い出さないと言う。家に帰ってきたハルデは、首都レイキャビクに移住せよという手紙を見て、これについて調べに出かける。その間、リヴがショールを訪ねてきて、ハルデとの関係を告白する。リヴが帰った後、ハルデはレイキャビク移住計画に期待を寄せて訪ねてくる。しかし、ショールがこれまで手紙を隠していたことを知ると、ハルデは怒り出す。再び4人は夕食の席につき、ハルデが移住計画について話すと、リヴはこれに否定的な反応を示し、ショールは家を出ていく。ハルデとリヴの関係に気づいたグリークも家を出ていき、偶然ショールに出会うと、言うことがあるなら自分を訪ねてくるようにと言う。家に残されたハルデはリヴと再び夜を過ごすが、遅れてショールを探しにリヴを置いて出発する。グリークを訪ねてきたショールは、彼に何かを告げて去る。海岸でショールの靴を見つけ、彼女が去ったことを知ったハルデは嗚咽し、リヴはグリークに別れを告げ、グリークもまた自分が逃したものが何であるかに気づき、幕が閉じる。