かつては有望なサッカー選手だったが、今は詐欺師呼ばわりされる元スターのウォングァン。人生逆転をかけて彼が向かったのは、内戦の傷跡が残る東ティモールだった。コーヒービジネスで一攫千金を夢見るも再び騙され、帰国を勧められるウォングァン。しかし空港へ向かう途中、裸足でボールを蹴る子供たちを目撃する。「子供たちにサッカーシューズを売ろう!」彼はサッカー用品店を開き、シューズを買う金もない子供たちと「1日1ドル、2ヶ月払い」の契約を結ぶ。しかし、その約束を守ることは子供たちにとってあまりに過酷だった。1ドルの代わりに鶏がやり取りされるような貧しい生活の中、店を畳もうと決意するウォングァン。だが、子供たちのひたむきな姿に心を動かされ、彼はとんでもないサッカーチームを結成することにする。内戦の傷を抱え、互いにパスすら出せなかった子供たち。しかし、グラウンドに立てば誰もが平等だ。世界の果てで、信じられないような彼らの試合が今、始まる。