📌 概要 ロマンス · コメディ · ドラマ · 16話 · tvN (2019年12月–2020年2月) · Netflixにて配信中 監督: イ・ジョンヒョ · 脚本: パク・ジウン (星から来たあなた) キャスト: ヒョンビン, ソン・イェジン, ソ・ジヘ, キム・ジョンヒョン 🌉 ダリのレビュー チェボル(財閥)の令嬢がパラグライダーのテスト飛行中に、突風でDMZの反対側に飛ばされてしまう。そこで待ち受けていたのは、北朝鮮軍で最も堅物の大尉。彼は彼女を自宅に匿うことになる。こんな突飛な設定、誰も実現させようとはしないだろうと思いきや、このドラマは当時のK-ロマンスを代表する作品となった。最終話の視聴率は21.7%を記録し、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』を抜き、tvN史上最高視聴率ドラマの座に輝いた。さらに、世界中がロックダウンした時期にNetflixで配信が開始されると、日本でも「第4次韓流ブーム」を巻き起こすほど、世界的な大ヒットとなったのだ。そして現実世界では、ヒョンビンとソン・イェジンが2022年に実際に結婚。ドラマの結末でさえ、これほど素晴らしいオフスクリーンのエンディングを迎える作品は稀だろう。 ✅ 心を掴まれた点:カップルだけでなく、村の描写も素晴らしかった。パク・ジウン脚本家の最も賢明な点は、北朝鮮をプロパガンダではなく「人間」で満たしたことだ。キムチ鍋を囲んで噂話をするアジュンマたち、嫌々ながらもソ・リを助けることになる4人の若い兵士たち、脱北者の証言から生まれたような市場での値引き交渉。38度線は、恐ろしい軍事境界線ではなく、まるで近所のような場所として描かれる。だからこそ、中心となるロマンスに切なさが生まれるのだ。二人は、居場所のない世界で完璧に惹かれ合う。さらに、ソ・ダンとク・スンジュンという、主役カップルに劣らず魅力的なセカンドカップルの物語も、スイスの絵葉書のような美しい映像と共に、地理そのものを憧憬へと変えていく。 ⚠️ 少し残念だった点:このドラマは、国内で real な批判も受けた。ある市民団体は、北朝鮮政権を美化したとして苦情を申し立てた一方、脱北者や他の視聴者からは、日常的な描写がこれまでで最も正確なKドラマだと反論された。ドラマは、ほとんどの場合、疑わしい点を払拭しているが、プロットの都合上、国家の機械をまるで童話の風景のように柔らかく描いてしまう場面もある。また、中盤のソウルでの展開は、偶然や企業の陰謀といった要素に頼りすぎて、物語が再び勢いを取り戻すまで少し停滞気味だった。 放送から6年経った今でも、そのエンディングはKドラマ史上最高の一つとして挙げられている。それは、国境を消し去るのではなく、国境を受け入れ、その中で愛を見つける方法を見つけたからだ。その誠実さこそが、このドラマが今もなお愛され続ける理由だろう。 💬 北朝鮮の村の魅力に心を奪われましたか?それとも、論争によって色眼鏡で見てしまいましたか?そして、あの最終話は、歴代最高だと思いますか、それとも都合が良すぎると感じますか?